― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2010年10月14日(木) ]
神石高原町で開催された 「地域サポート人(じん)ネットワーク シンポジウム西日本大会」は、本当に素晴らしい大会でした。北は新潟から南は宮崎まで20都府県のNPO法人、自治体の関係者ら計200人が参加されていました。
日本で最初に地域支援員制度を採用した神石高原町で開催すること自体に意義があったのではと私は考えます。昨日のシンポジウムでの基調講演は、環境考古学の安田先生だったのですが、森から発生する高周波が皮膚を通して人間を元気にするというお話しには納得しました。都会の高齢者と田舎の高齢者ではまるで元気度が違うそうです。
そして、田舎の高齢者は頼りにされている存在なので、ボケないともおっしゃいました。そして極め付きは、牛を野山に放牧するとイノシシや熊が人里に近づかなくなるという説です。動物には動物を向けるのが一番と言われました。一緒に行ったF議員は、「イノシシが牛小屋で牛と一緒に餌を食っている」と言われたので、怪しい説かもしれません。
そして、今日は6つの分科会に分かれてそれぞれのテーマで話題提供者が発表されました。私は、「地域をちゃんと売り出す『商品学』」の分科会に参加して、島根県海士町産業創出課長の森本幸雄さんと、新見市かのさと体験観光協会事務局長の仲田芳人さんのお話しを聞かせていただきました。第二の夕張目前だった海士町が再生した(している)お話しは、迫力がありました。
給与カットしたら、やる気はアップしたと言われましたが、正に、株式会社海士町に生まれ変わったのです。かのさとは、年間33の地元企画を実施して、岡山や倉敷から人を呼び込んで、連結決算(全体)で収益を上げている例にも感服しました。要は、やる気・元気・根気だと確信しました。そうそう、昨日の夕方のNHKニュースに私が大写しになったそうですが、ご覧になりましたでしょうか。
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