― はやし高正が日々の気になる出来事に関することを書いています
ぽつんと庄原市[ 2025年11月18日(火) ]
今日のお昼のNHKニュースを観ていて、「えっ、安芸高田市は支所を全廃するの」って思わず声が出てしまいました。旧町役場だった現在の支所を今後数年で全て廃止し、その機能を郵便局等に移す予定だそうです。
誰もが言っていることではありますが、「支所はいらん」を、実際に無くすことにした安芸高田市長の藤本さんの英断に私は拍手を送ります。彼一人で決めた訳ではないでしょうが、最終的に決断したのは市長です。これから議会にとなっていますが、相当な話し合いをした上での発表だと思います。
支所機能を全て無くすということではなく、公民館等に集落支援員を配置したり郵便局と連携したりして機能は維持するそうですが、問題は人口減少の速度だと思います。安芸高田市はお助けワゴンの運行見直しにも着手しており、先手先手で各種課題に立ち向かっています。総務省とも協議しながらだそうですが、モデルとなるでしょう。
三次市の場合は合併と同時に支所の規模を縮小していますが、これからはもっと踏み込んで行くと思います。問題は、我が庄原市の支所です。支所がなければできない仕事がどの程度あるのか、自治振興区担当職員制度の導入でどの程度の仕事がカバーできるか等、速度をもって検討開始すべきです。
政府が赤字国債でお金を地方にばら撒いても、地方は豊かにはなりません。人がいない現状を直視すべきです。
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