― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2025年9月11日(木) ]
庄原市のお隣の町である「神石高原町」では、神石高原町行財政改革プラン(←クリック)を策定すべく住民説明会を町内4ヵ所で開催し住民の意見聴取に取組んでおられますが、庄原市でも行財政改革は喫緊の課題でもあります。
神石高原町の入江町長は役場職員から町長になった人ですから町の行財政には詳しい訳で、第4次神石高原町行財政改革プランを策定するに当たり町民説明会を開いて現状を知ってもらうことで、改革の必要性を理解してもらうことが重要と判断されたことは大切なことだと思います。
住民説明会で配布された資料には、「住民サービスの維持に配慮したうえで、ゼロベースで検証する事業見直しを進め、常態化した歳出超過を解消し、基金に頼らない、収支が均衡した持続可能な財政構造への転換を図るとあります」。令和7年度から12年度の6年間で、約26億円の収支不足が見込まれています。
そのためにはスクラップ&ビルドの徹底を掲げ、施策や事業の優先度を見極め、その上で必要となる財源は既存事業の見直しによって確保する必要があると記されています。ネット上の改革プランを観て頂くと、YouTube動画による説明もあり、会場に来れない住民の方々にも配慮されています。
なぜ私が神石高原町の改革プランのお話をするかといえば、説明会の資料の中にある、「今と将来を見据えた施策を推進する必要がある」の文言をみて、庄原市も「何とかなるだろう」的な発想では何ともならない時代が来ることを自覚する必要があるので、敢えて書かせていただきました。
« 前の記事 |