広島県庄原市 市議会議員 はやし高正

大学時代の友人のFくんと2泊3日のミニ旅行をしました。彼とは馬が合うというか、大学4年間、勉強をしたという記憶はお互いに無いのですが、良くバイトして良く一緒に飲んだことだけは良く覚えています。

そんな盆暗学生だった私たちですが、彼は小学校の校長先生で定年退職し、「林が市議会議員で俺が小学校の先生だったなんて、当時の同級生が知れば驚くだろうな」と笑いながら言いましたが、腰を抜かすかもと大笑いしました。彼との関係は、お金がなくて栄養補給して欲しい時にはＦくんの家にお邪魔してお母さんの手料理を頂いていたのです。

卒業以来、1度だけ彼の家を訪問したことがありますが、親父さんは亡くなっていましたが、お母さんは相変わらずの笑顔で迎えてくれたことを今でも覚えています。そんなお母さんも亡くなり、一緒に遊んでいた彼の弟が昨年、病で亡くなったことを聞き、「お互い、元気な内に会おうじゃないか」となり、今回のミニ旅行となったのです。

移動の車の中や食事中も、顔を合わすのは35年振りくらいですので、お互いの同級生の名前を思い出しながら、昔話に花が咲きました。詳しく書くとバカにされるので書けませんが、ある教授から、「君たちがいると邪魔だから何をしても構わないから卒業してくれ」と言われたことです。お蔭で2人とも4年で卒業しました。

実は彼の奥さんも数年前に亡くなったことは知っていましたので、元気づけの旅行でもあったのですが、お互いに学生時代を思い出せて元気になりました。次回は私が大阪を訪ねるこを約束して別れました。