どうなる自民党

[ 2010年3月15日(月) ]

政権交代で退場した自民党だが、ゴタゴタが続いている。政権与党の民主党もゴタゴタが続いているし、まるで国民不在の政治ショーが繰り広げられているといってもいい。それにしても、ついこの前まで政権を握っていたとは思えない自民党の体たらくである。

政権交代とはこういうことになることなんですね。こんな政治家たちが国の行く道を決めていたのかと思うと、情けないというか、腹立たしいものがある。言うことがバラバラで、まるで統一性がない。そりゃそうでしょう、親分として認知されていないのですから。選挙で負けた総括もせず、どういう自民党になろうとしているのかなんて言えませんよね。

これは、民主党にも言えることですが、未だに基地問題にピリオドが打てないことをどう考えているのか。使うお金ばかり考えて、お金を生み出す産業育成には知らん顔では困ります。企業を後押しする政策を考えなければ、企業同士の国際競争に負けてしまいます。これからの環境ビジネスは、国と国の競争になることは間違いありません。自国の環境ビジネスの育成が勝負です。

ですから、政党間でのゴタゴタを早く収束させて欲しいのです。世界的な政治不信が起きているのかも知れません。イギリスの例やアメリカの例は恐らくそうだと思います。一人勝ちの中国の強さは、指導部が一貫した政策でブレないことです。一党独裁と言われようが、緩めません。仮に中国がこけるようなことがあれば、世界がおかしくなる時代です。「腐っても鯛」ではありませんが、自民党よ目覚めろ!