有害鳥獣対策

[ 2019年11月25日(月) ]

昨日は地域で有害鳥獣対策として電気牧柵を設置しました。これまで集落を電気牧柵でぐるりと囲っていたのですが、真ん中に塞げない県道があることから他地区のイノシシが県道を通って侵入し始めました。

大きな被害があった訳ではありませんが、今のうちに痛い目に合わせておかないとイノシシも図に乗ってきますから電気ショックを与えることにしました。県道沿いに電気牧柵を張り巡らしたのですが、家に入るところなどはどうしても開けておかなければなりません。ですから、家の周りを細かく囲う必要があり、結構、手間なんですね。

私たちの地域では電気牧柵の電気は24時間通電としています。ですから、牧柵の見回りも重要で、自宅周辺は責任をもって管理しなければなりません。昨日も皆さんと話したのですが、バッファゾーンの整備ができていないところにイノシシが生息している可能性が高いことから、早期にバッファゾーンを整備することを決めました。

これからの最大の懸案は、整備したバッファゾーンの維持管理です。ヤギとかヒツジということも検討しましたが、面積が相当にありますので、もっと抜本的な策を練る必要があります。今は発表段階ではありませんが、非常にユニークな取り組みを検討しています。