獣害対策

[ 2018年10月9日(火) ]

昨夜は営農集団の役員会があり、「獣害対策」について意見交換しました。以前のブログに、私の住む集落をぐるりと電気牧柵で囲ったということを書きましたが、更に強力な防衛策を考えないと突破されそうになってきています。

特にイノシシなんですが、イノシシは本来、用心深い動物で一気に人が住む集落に来ることはありません。年月をかけて一寸づつ近づいて来て、その内に住みつくのだそうです。私も色々と勉強しましたが、これをすれば大丈夫という解決策はありませんでした。ただ、分かってきたことは、農地と林地の境界付近に緩衝帯を設ければ、隠れる場所が無くなるということです。

要は、山掃除をしなさいということです。キレイにしたところでは、その後の手入れも必要ですが、被害が殆どなくなったというデータもあります。勿論、電気牧柵との併用であったり、ヤギやヒツジでの除草なども取り入れて広い面積をカバーしているみたいです。緩衝帯を作るには、山よせを約30m程度伐り込まなければなりません。

これから益々、獣害が予想されると思いますが、一度荒らされたらお仕舞です。被害が少ない内に対策を打つことが重要ですので、何としても今の内に緩衝帯を作りたいと考えています。今週末に集落での話し合いを持つようにしていますので、提案してみようと思います。山の地権者の許可がないと伐れませんからね。