不祥事

[ 2018年7月5日(木) ]

文科省の学術政策局長 佐野太容疑者が自分の息子を大学に合格させて貰う見返りに市立大学支援事業で便宜を図った疑いで東京地検特捜部に受託収賄容疑で逮捕されました。文科省の相次ぐ不祥事に関係者も声を失っています。

事務次官の有力候補と目されていたいただけにショックも大きかった様です。加計学園問題や森友問題で揺れに揺れた文科省ではありますが、「人がやっているなら私がしたった良いだろう」ではなかったと思いますが、「政治家のふり見て我がふり直せ」だったのかなと勘繰ってしまいます。改めて加計学園問題が再燃すること間違いありません。

この類の問題は根絶しないみたいですね。子どもがやろうとしてもできることではありませんんから、親が関与するのが当たり前です。自腹で支払ったならマシとは言いませんが、国費で賄った訳ですから話になりません。どこかの加計学園も税金を集めまくって開学したのですから似たり寄ったりと言えます。

東京地検特捜部の捜査を見守るしかありませんが新たな疑惑が出てくる事態になれば、「膿を出し切る」と言った人も膿になる可能性が出てきます。「もういい加減にして欲しい」と言っておきながら、「その様な発言はしていない」と言ったとか言わないとか。内閣総理大臣という絶大な権限を持つ身は清廉潔白でなければなりません。