― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2018年6月24日(日) ]
今日は待ちに待った、庄原市小児科診療所と庄原市病児病後児保育施設の落成式が庄原市こども未来広場で行われました。思い起こせば本日までの道のりは、どう表現すれば良いのか分からない程、正に多難を極めと言えるのではないでしょうか。
あまりにも唐突な事業提案に私も最初は怒りました。説明不足というか、議会に対して根回しもなく、いきなり子ども未来広場(当時は仮称)に子育て関連施設を集めるという、正に「寝耳に水」でした。しかし、その計画の中に、小児科診療所を新設し小児科医を確保することで、産科再開を目指すというウルトラC計画があることが判明して事態は一変しました。
執行者の提案をまるで信じないグループは、小児科医が来ることなど絶対にない。ましてや、産科再開なんて夢のまた夢とまで言い切ったのです。結論から言うと、放課後児童クラブは子ども未来広場には出来ません。庄原駅にあるひだまり広場は未来広場に移転改築されます。大きな課題が残されたことになりますが、汗をかいて知恵をだしましょう。
悲願であった庄原赤十字病院での産科再開、小児科診療所の新規開業、病児病後児保育施設の開所により一定の子育て環境が整備されたことになります。金丸先生もこれからが本番という趣旨のお話をされていましたが、庄原市の未来を担う子どもたちの健康面でのサポートをお願いしたいと思います。庄原赤十字病院から小児科医がいなくなるのではという所から始まった地域医療を考える会の活動の一つの集大成が本日の落成式だったと私は考えます。関係各位のご協力に心より感謝いたします。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |