パンダ議会終わる

[ 2018年3月27日(火) ]

昨日で3月議会は閉会しました。正月明けからのパンダ騒動でしたが、私たちの会派が中心となって提案したパンダ関連予算を減額した修正案が可決されました。テレビ報道、新聞報道と過熱気味でしたが、これでパンダ騒動は収束しました。

パンダ議会と言っても過言ではない程のヒートアップ状態だった3月議会ですが、議会には何の説明もなく始まった今回の騒動に議会は振り回されました。確かに執行者には事業の提案権も予算の執行権もありますが、ならば、何でもできるのかということにはなりません。議会があらゆる角度から精査し議論して妥当性を探り、「議決権」を行使するのです。

今回の修正案の骨子は、「国際交流事業は民間の出番ですよ」だったのです。官と官が勝手に握手して国際交流だということに我慢がならなかったというのが私の本音です。2年後に迫った綿陽市との友好交流30周年は、庄原市日中親善協会、庄原国際交流協会を中心とした民間が主導するものにする必要があると考えます。時の政府の考えに翻弄されない交流です。

その観点から、パンダセンターを訪問するための市長や職員の旅費や交流経費等126.6万円を減額し、73万の友好を探る協議会費や旅費を残したのです。一部減額修正とした思いを一般質問や減額修正の提案理由でも述べましたが、73万円は日中親善協会と国際交流協会の協議会立ち上げの経費とし、民間交流の調査研究を始めるべきとの考えです。

これから庄原市日中親善協会と庄原国際交流協会による民間交流の調査研究が始まりますので、ご期待下さい。