混迷する政治

[ 2018年3月8日(木) ]

日本だけでなく、世界中の政治の混迷度が増している様に感じる。森友で未だに結論が出せない安倍政治にはうんざりです。次々に重要閣僚が去るトランプ政権。やっと大連立ができたドイツのメルケル政権。

一党独裁を超え、独り独裁をを確立した習近平国家主席には、「そこまでやるか」と思いますが、毛沢東超えで新たな共産主義社会を目指すのでしょう。しかし、典型的な強者の論理で突き進んでいますので、世界のバランスを崩す危険性が高いと思います。ロシアでは既にプーチン大統領の強権にも陰りが出て来ていますが、軍拡は確実に進めています。

世界中でこれまで経験したことのない想定外の出来事が頻発し、その対応に苦慮しているというのが実態でしょう。ポピュリズムが世界中で流行っていますが、今は世界経済で動いているということを認識する必要があります。トランプさんが自国の利益を追求する保護主義政策を進めようとしていますが、まるで立ち往生状態に陥っています。

北朝鮮が微笑み外交で突き進んでいますが、日本はまるで蚊帳の外じゃあないですか。アメリカから大量の高額な武器を購入して誰を守っているのでしょうか。世界中で軍備増強競争が始まっていますが、これまでの世界大戦の教訓は何一つ生かされていません。これではまるで、アメリカの銃社会と同じじゃないですか。

どうやったら世界の国々と上手くやっていけるのでしょう。それは、オープンにすることです。お互いの国を知ることです。そして、教育水準を高める努力をすることです。力に頼らない国づくりを進めるには教育は欠かせません。