来年はどうだろう

[ 2017年12月28日(木) ]

1年を振り返ってブログを書いていたが、「来年はどうだろう」と、ふと感じた。今年できなかったことを来年こそは実現したいと思うのだが、木質バイオマス発電+熱供給による産業興しのハードルは依然として高い。

来年は里山ペレット工場を何とかしたいと考えている。私が描く木質バイオマス発電は、ペレットのガス化による発電ですので、ペレットが必要となりますが、発電は24時間稼働が原則ですから、品質の安定したペレットを作らなければなりません。日本には四季があるので、ペレットを作り置きすることができないため、年中生産となります。(湿度問題)

理想は、里山ペレット工場の近くに立地する農業者技術大学校にペレットガス化発電機を設置し、工業団地内の企業に電気を供給し、発電機からの排熱を利用して大学校の温室を年中一定温度に保つことで野菜や果実の周年栽培を行うというものです。山からの間伐材をペレットにし、電気を作り、副産物の熱を活用しての産業興しの完成です。

群馬県の上野村では既に実現していることですので、庄原でできないことはありません。既にあるペレット工場を何とかしないと、「また失敗か」と言われることは避けたいのです。上野村もペレット工場の稼働率を上げることからガス化発電を決断された経緯がありますから、真似れば良いのではないでしょうか。