政局

[ 2017年6月20日(火) ]

政局が動き始めたのではないでしょうか。国会が閉会すると森友学園問題で家宅捜索が始まり、加計学園問題では総理の指示らしき文章が確認されたりと、豊洲も築地も一気に動き始め、都議選の次は衆議院解散?

内閣改造と言われても、主要閣僚は誰も代えず、入閣待望組を入れて派閥に配慮するという小手先改造しか予想できません。野党も、共謀罪を阻止できなかった訳ですが、じゃあ解散してということにもならない、政局を作ろうにも作れないというのが今の状況ではないでしょうか。問題は、経済が一向に上向かないことです。アベノミクスの完全な失敗です。

今は世界が大きく動いていると思います。これまでの価値観では判断できないことが次々に起こっているのはないでしょうか。イギリスのEUからの離脱という選挙結果に対して、EUの立て直しで圧勝したフランスの若き大統領。迷走を続けているアメリカ大統領と、国家が全面に出て来ている中国。全く予想できない世界があります。

今の日本はどう考えても、暫くはこの状態が続くのではないでしょうか。フランスのマクロン大統領の様な若くて行動力・指導力のある人材が日本にもいると思いますが、どこに隠れているのか、隠されているのか。暫くは、マクロン大統領に大注目です。