― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2017年1月31日(火) ]
暫く母のことをブログに書きませんでしたが、一時は、覚悟を決めた時もありました。それがどうでしょう?少し認知はでていますが、寝たきりになると思っていたら、自分で起き上がってポータブルトイレで用を足すことができる様になりました。
昨年から5度の入退院を繰り返し、その度に体力が落ち、歩行も困難になりました。最後は、「もう、入院はしない」という母の強い希望から、確かに入院がトラウマになっていることもあるので、家庭で介護する道を選びました。実は、その選択により訪問看護をお願いしたのですが、軽いリハビリや歌を歌ったりすることで急激に体力が回復してきたのです。
時には、「家に連れて帰ってくれ」って言うこともありますが、新聞も読んでいますし、テレビで好きな番組もみています。3月1日で満94歳になりますが、歩行は困難ですが、車椅子でなら散歩もできる様になると思います。人間の生命力には驚かされます。戦争を潜り抜けてきた人は違うと良く言われますが、私も実感しています。
今回、高齢者の一番の敵は、寒さにあるということが理解できました。僅かな温度変化で、肺炎になることがあるのです。結局、体力がないから菌に侵されやすいのです。自己防衛にも限界がありますから、医師、ケアマネ、訪問看護師、介護事業業者や家族などが協議しながら介護計画を立て、実行するということの効果を実感することができました。
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