広島県庄原市 市議会議員 はやし高正

今日は議員全員協議会が開催されました。午前10時から始まり午後3時に終わりましたが、内容がテンコ盛りでしたので、滅茶苦茶、消化不良です。その中でも、理解不能案件は、「庄原市こども未来広場（仮称）整備計画（案）」です。

急に提案されたもので、長期総合計画にもない、誰も聞いたこともない大型事業です。長岡本社が工業団地に移転後同地に、約8.8億円かけて、前述の広場を作ろうとするものです。計画では、「庄原ひだまり広場」と「板橋ひだまり広場」、庄原小学校の「放課後児童クラブ」を新設移設し、新たに病児病後児保育施設と小児科診療所を作ります。

この計画自体は、子育て支援のワンストップ化であり歓迎するものですが、どうして今の時期に、どうしてそうまで急いでと言いたくなるのです。平成29年度で完成するというから驚きのスピードです。市民会館問題、庄原自治振興センター問題も棚上げで、議論にもなかった事業が、「今を逃したらダメなんです」なんて言われてもね。

産科再開の為にも必要な小児科ですと説明しながら、目処はついているのですかと問えば、「そのたに努力している」って何ですか。私は庄原赤十字病院の周りにも遊休地はあるけど検討しましたかと言えば、「コメントは差し控える」的な答弁。私が言いたいのは、先ずは、市民を巻き込んでの議論をしっかりとするということです。血税であることを忘れてはいけません。