総領保育所

[ 2009年11月24日(火) ]

今日は、「教育民生常任委員会」が開催されました。協議事項は、総領保育所の指定管理者制度導入についてでした。結論から言うと、平成22年4月からの導入を、平成23年4月にするという説明でした。

私は前々からこのことに対して頭に来ていたので、かなり厳しく追求しました。平成27年度までに半数程度の指定管理者制度導入を目指すとの説明は受けているが、具体的な導入計画は示されていない中で、何故、総領保育所の公設民営化が提案されるのかということです。あたかも既成事実であるが如く説明をすることは許せません。

支所の職員を使って戸別訪問をしている事実。保護者会の臨時総会での導入反対決議。指定管理者で運営している保育所の視察先が、三日市保育所だけの訳は。走るだけ走って、結局は来年の導入には失敗した訳だから、誰が責任を取るのかと質問しました。全て経費が発生しています。全て税金で賄われているのです。

無駄ではない、来年につながると答弁されたので、「議会が議決しなければ、つながらないよ」と申し述べました。他の議員から、市長の考えですと何故、明確に言えないのかという質問もありました。つまり、場当たりと言われても仕方ないほど、計画性がないと判断します。庄原市の長期総合計画の後期実施計画策定の中で保育所再編計画を公表すると言われましたが、来年3月末までですよ。

今日の議論は担当課長が答弁できる内容を越えていると私は思います。明日の、議員全員協議会では同じことを説明すると言われますが、今日の常任委員会は何のためのものだったのでしょうか。議員の扱いはこの程度。つまり、市民の扱いもこの程度ということです。