竹馬つくり

[ 2016年6月12日(日) ]

今日の山の日のイベントで、竹馬つくりがありました。丁度、竹に造詣の深いKさんが来られていたので、竹についての講義を受け竹馬つくりに入ったのですが、流石は、昔取った杵柄でした。

彼のお父さんは竹商いを生業とされていたので、物心ついたころには竹にどっぷりという状態だったそうです。今日は、お父さんの形見の竹の子を掘る道具の柄を作ってもらいに庄原に来られたのだそうです。そして、偶然に竹馬つくりの講師になっていただいたということです。

生徒役は県立大学生だったのですが、みんな初めての経験ですので子供の様にはしゃいでいました。山の中に繁茂している竹は厄介者ですが、こうして人の役に立つ竹になることだってあります。学びの森では竹炭も焼いていたのですが、高温になり窯が痛むので今では竹炭はやっていません。

今年の学びの森での世代間交流事業で、竹馬つくりをプログラムに入れるように提案してみましょう。今日の講習会で大学生も竹馬が上手に作れるようになりましたので、講師は大学生にお願いしましょう。実は、大学生は役に立ちたいと思っているのです。頼りにされる存在になりたいのです。