やはり議会改革です

[ 2015年12月31日(木) ]

庄原市を元気にするには、「議会改革」です。問題は、どこを改革するかということです。現在の議長は前議長が議会運営委員会に諮問した議会改革の議論は継続して行う考えはないという立場ですので、改革度は一気に後退したと言えます。

議長が交代すれば議会運営のやり方もかわるでしょうが、議長選で、「議会改革を行う」と断言された訳ですから、今後に期待すれば良いのでしょう。執行者は多くの優秀な部下を抱えて政策を立案し、各種施策を実施しますが、議会は、未だに、「チエック機関」という位置づけに甘んじています。でありながら、「特別委員会」という冠で、市民の目先を紛らかしています。

「議会改革」をするには、これまでの議会がしなかったことをすることです。議員定数を25名から20名にしましたが、これはカンフル剤です。次にやるべきは、「通年議会」の導入だったのですが、勉強すら始めず、議員の人数が少ないからと全員で、「特別委員会」を立ち上げては、やった格好をつける議会に成り下がりました。

庄原市議会も会期制(年に4回)ですので、何時でも議会が開ける状態にありません。通年議会に改めれば、極端な話、1年間通して議会が開催できますし、常任委員会も継続審査にする必要もなく常時開催できます。つまり、緊張感です。毎日議会に行かなければならなくなるなんてナンセンスな議論ではなく、誰のための議会、議員であるかを考えるべきです。

今年一年、ありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。