原点回帰

[ 2015年9月29日(火) ]

明日で定例会が閉会するのだが、議員になってこれまで感じたことがないほど、面白くない議会だった。一般質問をしなかったことも影響しているかも知れないが、その気になれなかった。複数の知人から、「少し変わった?」って聞かれた。

議会が面白いと言えば語弊があるかも知れないが、私はワクワクするものを議会に感じていました。自分の考える政策を前面に出して執行者と対峙することで、猛烈に自分を追い込んでいく中からアドレナリンがふつふつと湧き出ていました。ですから、何事にも本気で取り組んできたつもりです。しかし、今回は何故か燃えなかった。

市長も3年目を迎えて安定感も出てきたみたいですが、庄原市の最大の産業は農林業だと言いながら、林業に関しては何の手も打たない状態と私には思えます。お隣の神石高原町ではバイオマス発電の協議会を設置することが決まり、動き始めています。市長に、一緒に協議会に参加しましょうと提案しても、まるでその気はないみたいです。

議会に対して、「市長が観光に力を入れると言っているのだから、議会も協力しよう」と提案した特別委員会の設置は否決。お役に立ってナンボのサービス産業の市役所は長い冬眠に入ったまま目覚めません。結局、愚痴になってしまうから、「やる気」を潜めている方がいいやと思ったのも事実ですが、「どうして議員になったのか」、原点回帰です!