正に突然です

[ 2015年9月23日(水) ]

一昨日、72歳になる知り合いの女性が突然に亡くなられました。葬儀は今日あったのですが、残されたご主人が、「あまりにも突然のことで、どうしたら良いのか分からん」と、別人の様になっておられました。

それもそのはずです。稲刈りに出て、コンバインで2周刈って3周目に入った時、奥さんが田んぼに倒れていることに気付いたそうです。一緒に作業していた息子が心臓マッサージを施したが既に・・・。「ワシはコンバインで行くから、お前はトップカーを持って来てくれ」が最後の会話だったそうです。

ご主人とは何故か馬が合うというか、結構、言いたい放題の関係でしたので、「しっかりせにゃあいけんで」と言うと、「できそうにない」ってポツリと言いました。喘息で発作が起きて何度も死にそうになっても、奥さんは、タバコを止めなさいとは言っていなかったのではないかと、このブログを書きながらそう感じています。

同級生の代表が弔辞を読まれましたが、その内容を考えるに、ご主人も奥さんの熱烈なファンだったのではないでしょうか。恐らく、何をしても怒らない奥さんだったと思います。心より、ご冥福をお祈りいたします。