課題解決

[ 2014年9月22日(月) ]

良く私たち議員が使う言葉の一つに「課題解決」があります。何が課題かということから分からないと解決にはならないのですが、いきなり「課題解決」と言われる議員も結構おられます。

昨日、小泉進次郎内閣府大臣政務官が広島土砂災害の被災地を視察されました。それに先立ち午前中は、庄原市東城支所で子育て支援に関する懇談、木の駅の土場の視察、総領の木屋でエコストーブなどの説明を受けられていました。彼は、「まち・ひと・しごと創生会議」のメンバーで、トップは石破大臣です。

今日も福山で増田さんの講演会があったそうですが、人口減少社会はとっくに分かっていたことで、何を今更と思います。政治家が(私もその端くれですが)、自分たちの権力闘争でこの国をグチャグチャにしておきながら、地方再生と言われても、身勝手というものです。結局は、お金のバラマキという血税の無駄使いとなります。

スコットランドの独立の是非を問う選挙で、予想を覆して独立反対派が勝利しましたが、今日もある人から、道州制の議論はどうなったのでしょうと。日本の道州制はスコットランドの場合とは大きく異なりますが、地方再生を本気で考えるなら、こちらの議論を先にすべきだと私は思います。

結局は、根本的なことには手をつけず、要は、先送りです。