便所掃除と山掃除

[ 2008年3月10日(月) ]

昨日は午前中が「掃除に学ぶ会IN板橋小学校」ということで、卒業する6年生、父兄、先生、一般会員の総勢23名で1階と2階のトイレをピカピカにお掃除しました。午後からは「板橋さとやま友の会」で、チエンソーや刈り払い機を使って、山掃除をしました。

「卒業記念に、トイレ掃除をしませんか」と提案したことから実現した掃除に学ぶ会だったのですが、木曜日までに生徒の申し込みは僅か1名だったそうです。決して強制することのないものにしようと考えられていた担任の先生だったのですが、内心は「どうしよう」と悩まれたようです。ところが、金曜日に10名が「参加します」と申し出てくれたのだそうです。家庭の事情で2名が来れなくなったのですが、9名の参加となりました。

この6年生達は、4年生の時に一度、掃除に学ぶ会に参加しています。ですから、抵抗感もなくリーダーの指示に従って熱心にお掃除に取り組んでくれました。かえって感動されたのは、先生や保護者の方々だったのではないでしょうか。形のない卒業記念ではありませすが、心に一生涯残るのではないでしょうか。そして、反省会の後に「今日の日はさようなら」を全員で歌ってお別れしました。来年も「昨年もしましたよね」って言って、やりたいと思います。

午後からは、重点活動日となっているので、里山林整備に出かけました。午前中には10名程度の会員が来られたそうですが、午後からは6名で、炭窯作りと山掃除に分かれて作業をしました。私は普段が普段ですから、午後5時過ぎに山から下りて自宅に帰ったときには、クタクタになっていました。山の仕事は体力が要ります。しかし、山の中での作業は非常に気持ちがいいのも事実です。森林浴という言葉がありますが、マイナスイオンが発生しているのですかね。

昨日の午後から作業した6名中3名が西城町出身で、炭焼き経験者だということが分かりました。彼らは、燃料は炭しかなかった時代を知っている人たちです。西城駅に炭を積んだ貨車が溢れていた時代は、燃料を生み出す基地が里山だったのです。つまり、山ごとで炭窯をついて炭を焼いていたのだそうです。いよいよ、ワクワクしてきました。