前原が面白い

[ 2011年10月24日(月) ]

新人類政治家と言ってもいい政治家が登場したものだ。これまで何度も物議を醸した前原さんだが、今回のTPP発言は実に面白い。「駄目だと思ったらやめればいい」発言だが、正に政治家をおちょくっている。

これまで何をしていたのか政治家はと言いたい。ポッと出てきた訳でもあるまいに、「反対だ」、「賛成だ」と言ってみたところで、それぞれの政治家の評価が上がるわけでも下がるわけでもない。第一、そんな政治家には興味がない。前原さんみたいに、「おばけ」とか、「やめればいい」なんて、思ったことを言ってみろ。

私は結構几帳面に新聞を読む方なのだが、TPPに関する記事で、「これだ」というものが無い。つまり、完全な情報不足で記事を書いているとしか思えない。新聞が書けないのだから、政治家が事細かく知っているとは思えない。勿論、官僚もそうだろう。今から作り上げていくのだから、流動的だと私は思う。

世界経済が完全に失速してきている。中国やブラジルの株価も下落し始めたそうだ。頼りになる国はどこもいない状態ともいえる。こんな時に、TPP問題がなんていっている悠長な国ですかね、日本は。大手製造業を始め中小企業も海外にシフトしていっていますよ。世界の中の日本だということが目に見える時代になりました。

パナソニックがヒョットするとテレビ事業から撤退するかもしれない時代を迎えています。驚きです。