昨日のコメントについて

[ 2007年12月8日(土) ]

昨日のブログにコメントを頂きましたが、かなりの量になるのでブログに書かせてもらいます。

板橋のイチゴ団地計画は、困難な点が多々あり、トマトを栽培することに方針転換しました。来年3月くらいから実験棟を建てて、1年間データを集めて品種の決定や栽培法を確立する計画です。どうしてこうなったのかは、相当な時間の議論を経てなったのですが、端的な言い方をすると、1法人が大きな事業をするのではなく、広く多くの人間が参加する方式にしたということです。

つまり、1反にビニールハウスを2棟建てて、夫婦2人で夏トマトを栽培して、年間200万円程度の所得があるというシュミレーションをしています。3月から11月までは働き、12月から2月まではお休みするということも考えられます。その実証実験を来年から始めるということです。板橋では夏イチゴはできませんので、加温しての冬イチゴとなりますので、危険性が高すぎます。

わんぱく村に関しては、事業そのものは非常に似ているのですが、広島県森づくり県民税を活用して里山再生を開始します。今、回覧が回っていると思いますが、11日に説明会を開きますので、是非、来てくださいね。申し訳ないのですが、フライングになるので、ここではこれ以上のことは勘弁してください。

敷信自治振興区が良くも悪くも庄原の縮図であることは間違いありませんが、透明性を高める努力はしているつもりです。一部のという表現がありますが、まずアイデアを出します。それを知人に相談します。骨子ができてきます。これができて、何をどのようにするのかを説明できる段階まできます。特に助成金等を獲得しよとすれば、思いつきだけで事業は絶対に成立しません。それらを平行しながら行いますので、確かに一部の人間が動くのは事実です。理想は住民全員が一同に会して話し合いをすればいいのでしょうが、現実的にはありませんよね。

申し訳ないのですが、これから人に会うので、後段は次回のブログに書かせてもらいます。
帰ってきましたので、続きを書きます。

庁舎建設で公共工事が止まったとのお話ですが、具体的にどういう事例でしょうか?私が考えるには、止まったのではなく、できなくなったというのが正解だと思います。実質公債費比率が問題なんです。今日の中国新聞の一面にも載っていたと思いますが、来年度から導入される健全化法で益々自治体間での格差があらわになってきます。庄原市は過去の借金を払い続けても実質公債費比率は思うほど下がらないという財政構造になっています。つまり、借金漬けで、返しても返しても我が生活楽にならずです。交付税の減少が一番の原因みたいに言われていますが、だったら、先週行った奥出雲町はどうでしょうか。文句を言いながらでも借金を繰り上げ償還しながら、比率を20%以下にもっていっています。

自治体経営を自分たちでしていなかった証拠でもあります。これ以上書かなくてもお分かりでしょうから、これで止めましょうね。議会議決を経て全てが進んでいるのですが、庁舎は建設されます。政治家の優先順位の考え方の違いとしかいえません。できたものの有効活用がこれからの課題でもあります。支所との機能分担も必要だと思います。支所にしかできないことがあるはずです。本庁と同じことを支所がする必要はありません。支所を学校の分校と捉えていたら大間違いです。何度も言いますが、サイズの問題ではないということです。キラリと光りましょうよ!

長くなりましたが、プロ集団の議会になって行くことで、執行者側と切磋琢磨できると思います。議員は何をするものかということ、チェック機能だけでなく、政策立案との2本立てで進めば、庄原市は間違いなく変わります。それが私の使命だと認識しています。