庄原市は被害者?

[ 2011年1月14日(金) ]

執行部は今回のジュオン問題に関して、まるで被害者なんだというスタンスではないかと思えて仕方ない。東城町の水道課不祥事事件の時も正に被害者を装っていたが、今回も同じやり方で逃れようとしているのではないだろうか。

何とかしてグリーンケミカルなる会社を存続させて補助金の返還を逃れようとしているらしいが、普通の常識では存続は不可能である。第一、製品が出来ていない状態であり、製造技術が確立されていないことが明らかになったのですから速やかに事業の整理に入るべきです。資料を読みながら、どうして見切り発車をしたのかと悔やまれましたが、覚悟を決めるべきです。

ジュオン側からすると、庄原市が頑張るから私たちも頑張ったら倒産したと言うかも知れません。元々、それほど技術力のある会社ではなかったのです。振動ミルの試験データを中国四国農政局に提出しなさいと言われ、メーカーのカタログを持っていく程度の会社だったのです。挙句の果てが、リグニンから木粉とリグニン類の製造に変更しています。

まだまだ書きたいことは山とありますが、このブログを読んで知ったかぶりで歩く議員がいますので、これ以上は書きません。当時の私たちの会派「希望」では、溝口さんがジュオン問題担当で頑張っていました。私も彼とチップボイラーを視察に行ったりしたものです。同僚議員の谷口隆明くんが当時の様子を彼なりに纏めたメモを作っていますので、私の資料室にアップしています。

最下段にある、「新着資料」の【ジュオン問題の経緯について(谷口隆明メモ)】をクリックして読んでみてください。