― はやし高正が日々の気になる出来事に関することを書いています
ガバナンス12月号[ 2025年12月25日(木) ]
これまでの年末は挨拶回りや忘年会、事務所の整理と忙しく動き回っていましたが、今年は自分の部屋で本を読んだりしながらゆったりと過ごしています。
ガバナンス12月号「地域経営シンカ論」に早稲田大学デモクラシー創造研究所の中村健さんが【外部事業者委託資料を鵜呑みにしない】と題して書かれた記事を読みましたが、外部事業者が作った資料は大抵良く出来ているのですが、何故その数値になっているのかという肝心な部分には触れられていない、表面的な分析であると。
地域の実情というものは、アンケートや表面的データではなく地域に足を運び生の声を聞き、集会等にも参加して生活者の視点で物事を見ないと数字の背景は理解できないとありますが、その通りだと私も思います。行政計画は地域の羅針盤と表現されていますが、地域の未来を決める計画であり、羅針盤が狂えば誤った方向に進みます。
これ以上書けば著作権の問題もあり、この程度に留めますが、是非、ガバナンス12月号を購入して読んでみて下さい。彼は庄原市議会や北部3市の議員勉強会にも来ていただいていますので、いつも気にかけている存在ですが、北川さんの後継者という雰囲気を感じています。
行政が求められているのは、「主体性」「検証力」「地域理解」「対話力」の4つのチカラであると纏められていますが、それっぽい資料では羅針盤にはなりません。
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