― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2025年7月8日(火) ]
ついにトランプさんから書簡が届きましたが、関税率は予想よりも低い25%でした。8月1日から発動するということは交渉の余地ありとなりますが、参議院選挙の結果次第では石破政権が存続できないかも知れません。
トランプさんは、日本は選挙で大変な時期だと知っていながら書簡を送ってきたのには意味があると思います。韓国も新政権になって1ヶ月足らずで日本と同じ25%です。つまり、日本と韓国を叩きたいことは明白ですが、30%とか35%にはできない理由もあります。それは両国から拒否される可能性が高いからです。
何にしても世界を相手に戦うトランプさんの行動力には脱帽です。しかし、アメリカを再び偉大な国にするというキャッチコピーは彼の専売特許ではありますが、世界中の紛争を上手く操ってアメリカの言うことを聞けというスタイルは支持されるものではありません。正に覇権主義そのものです。
トランプ政権には、今、中国を徹底的に叩かないと、中国に追い越されてしまうという強い危機感が根底にあるのだと思います。中国の軍事力は予想を遥かに超える速度で近代化(巨大化)していっています。核弾頭の数も年100発程度増えていっているそうです。今の時代に軍拡競争する意味は何でしょう。
原爆投下80年の今年こそ、核兵器廃絶を全世界に向けて発信しなければなりません。被爆国の国民が発信することが、核兵器のもつ残虐性を世界の人々に知らしめる手段だと私は確信しています。通常兵器とは全く異なる核兵器の怖さ(むごたらしさ)を知っているのは、被爆者です。
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