管内視察でした

[ 2023年1月31日(火) ]

本日午前中、西城病院に隣接する、「庄原市西城保健福祉センター しあわせ館」を教育民生常任委員会で視察に行ってきました。昨年12月1日、「域包括ケアシステムの構築について」視察に伺った福井県おおいまち「名田庄診療所 あっとほ~むいきいき館」の所管事務調査報告書を書くにあたり、「いきいき館」をお手本に整備された本市の「しあわせ館」も視察してみる必要があると判断したからです。

想像はしていましたが、「しあわせ館」は、役所の福祉関係の集積所と公民館機能、加えて、病院のデイサービス事業等が混然一体となっている施設かなという印象です。福祉関係機関を一ヵ所に集めたことは画期的だったのでしょうが、所帯が大きくなり事務所スペースが狭隘といえます。一度、配置等の機能点検を実施して、再配置すべきと思います。

これは今更言っても仕方ないことですが、「いきいき館」はワンフロアですから死角が少なく機能的です。「しあわせ館」は2階建てですから、特に2階は別物に思えます。23年前のコンセプトに基づいて使い続けるのではなく、新たなコンセプトにシフトすることも良いのではと思います。そろそろ、お役所的発想から脱却しましょう。

医療現場や介護現場で働く人たちは、コロナ禍の影響で疲弊しています。これからは規制も徐々に解除されていくと思いますので、先ほども書きましたが、新たな仕組みを考えてみる必要があるのではないでしょうか。これから益々進んで行く、少子高齢化社会を見据えた仕組みの構築こそ急務だと思います。