問題山積

[ 2020年1月22日(水) ]

かんぽの郷庄原問題も大変ですが、実は以前から書いている、ジョイフル問題もあります。耐震化すべきか全面改修すべきか検討を重ねられていますが、後継者問題もあったりして、中々、結論が出せないみたいです。

ジョイフルにあったおもちゃ屋さんが昨年末に閉店されました。時代の流れというか、ネットに押されてということも大きな要因ではあったみたいですが、後継者問題もあったみたいです。昨年、視察に訪れた東京都板橋区の大山商店街でも後継者がいない店舗を貸し出している割合が5割近いというお話を聞かせていただきました。

顔が見える商店街が無くなっているのは事実で、ナショナルチェーンが日本全国を席捲しています。大手スーパーは採算ラインを割ると容赦なく撤退することが多々あります。かんぽの郷庄原問題も似た構図ではあります。それで良いのでしょうか。私はジョイフル問題は庄原市の最後のまちづくりのチャンスだと捉えています。

複数の課題解決を目指すなら、スマートシティ構想に乗っかってやるのが良いのじゃないかと思っています。過疎高齢化の最先端自治体ですので、国交省に対するアピール度は高くなりますので、後はやる気だけです。庄原グランドホテルさんも移転改築をジョイフルさんと手を組んでやろうかと考えておられるそうですので、考え様では、大きなチャンスです。

老朽化した公営住宅や県営住宅問題も解決を迫られています。千葉県柏市のURがやった再開発や岩手県紫波町のオガールプロジェクトは庄原市のお手本そのものだと思います。全国から視察が訪れるまちになると、宿泊施設等も生まれ変わります。小さなまちだけに小回りを利かせるべきです。