発想の転換

[ 2018年1月19日(金) ]

自分も言葉としての、「ワンストップ・サービス」は良く使いますが、実際には庄原市の場合、「アッチコッチ・サービス」で、「用事がある市民は出ておいで」となっているのではないでしょうか。

岩手県紫波町に視察に行って思ったことは、「これぞワンストップサービス」でした。行政だけのワンストップではなく、居酒屋からレストラン、図書館、体育館、宿泊施設、産直市、サッカー場など、ありとあらゆるものが駅前の広大な土地に集積されているのです。公園は避難所としても機能するように設計されており、恐れ入りました。

何でこんなことを書くかと言うと、これほどの高齢化社会となってきて感じることは、移動が大変ということです。今朝の新聞に高齢者の免許返納の記事がありましたが、歩けなくても車は運転できるから生活できている高齢者の方も大勢いらっしゃいます。地域生活交通も行き先がワンストップなら、各地から発着させることが可能となります。

各地の支所はガラガラ状態ですので、取り敢えず、コンビニ、健康相談、産直市、娯楽室、浴場、コインランドリーなどを整備しましょう。地域の拠点と言うか、何でも屋です。高齢者ばかりでなく、子育て世代も集まれる、何でも屋です。廃校校舎や体育館も同じ様な形で活用すればどうかな。施設整備は住民自ら行えば良いと私は考えます。

三次の川西自治連の「郷の駅事業」からヒントを得てこのブログを書きました。