― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2007年8月23日(木) ]
今日で研修3日目である。今日は、「障害者福祉」「医療制度」「医療保険」の大きく3つの研修がある。それぞれ厚生労働省の本庁の担当官がこられての講義ですから、だろうということはありません。すべて、「○○です」調でお話になりますので、そういう意味では明快です。
昨日の「地域福祉」の講義は、庄原市が取り組んでいる自治振興区・自治会の取り組みと非常に似たお話でした。関西学院大学教授の牧里毎治さんという広島県出身の先生でしたが、要は、自分たちのことは自分たちでしなさいというスタイルかなと。自治内自治という組織形態のお話をされましたが、これも正に自治振興区だなとうなずいた次第です。私はこの先生のことを知らなかったのですが、結構有名な先生のようでした。
「介護保険と高齢者福祉」の講師は専門官ではあったのですが、専門外のことも結構あったらしく、いまいち歯切れが悪かったかな。でも、自治振興区で取り組める内容の事業があったので、帰ったら早速、振興区長に相談してみようと思っています。自分たちでできることは自分たちでということだったら、みんなが協力すれば、実現できることが沢山あると思います。「児童福祉・子育て支援」についても地元でできることがありました。子供を生み育てるということに地域の果たす役目は非常に重要であるということを再認識しました。
結局は、高齢者福祉問題・少子化問題・障害者問題などは、地域のもっている地域力で解決できる部分が相当にあるように思います。昨日の講義の感想とすれば、願いを持って計画立案された各種事業ではあるが、国から県に下りた段階で消化不良ですから、県から市に下りた時点では完全な意味不明状態になっているのではないかと感じました。それと、県も市も独自解釈はいいのですが、捻じ曲げた解釈で事業を行っている可能性も感じました。どうして、分からないことは聞かないのでしょうかね。
さあ、今日も睡魔と闘いながら頑張りましょう。
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