― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2016年12月17日(土) ]
庄原市こども未来広場(仮称)整備計画(案)が否決されそうです。私の思いは既に述べていますが、庄原赤十字病院での産科再開のための環境整備として、小児科医院開設と病児病後児保育や子育て支援の施設整備は絶対に必要と考えます。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ではありませんが、これまで、子育て支援を訴えていた議員までもが、「小児科医院なんて来なくても構わない」なんて発言する始末です。一般質問の市長答弁を聞いていたら腹が立ってきたから、「反対する」なんて、まるで、子どもの喧嘩じゃないですか。これでは、「市民に選ばれた議員」というフレーズが使えなくなりますよ。
提案の仕方(出し方)が悪い、内容が詳細に決まっていない、市民の意見を聞いていない、横断歩道を渡って行く施設は安全でない、子どもが遊ぶスペースがない、執行部のゴリ押しだ、等々、これでもかと反対意見を述べられています。私も100%完全な事業計画があるとは思いませんが、修正することは十分に可能です。より良いものを作りたいとの思いは、一緒のはずです。
参議院ではありませんが、地方議会は、「良識の府」、「議論の府」であらねばならないと私は常々思っています。特に住民生活に直結する議案の審議では、より慎重になるべきだと思います。庄原市内で子供を産み育てる環境を整えるための事業計画が何の知恵も出さず、否決されようとしている、理解できない事態となりつつあります。
19日の午後2時くらいから開会される委員会で採決が行われますので、是非とも傍聴においで下さい。時間的に来れないという人には、今回、YouTubeで試験的ライブ放送が行われますので、ネットでご覧ください。詳しくは、庄原市議会事務局(73-1162)にお問い合わせください。
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