セミナー終了

[ 2016年12月4日(日) ]

2日間に亘る「中山間地域の諸課題解決セミナー」が終了しました。今回は、周辺市町で議員の改選があった関係で、参加者は24名と少なかったのですが、「良いセミナーだった」と、皆さんからお褒めの言葉をいただきました。

徳島大学総合科学部 准教授の田口太郎さんを講師に迎え、「縮小時代における地域の方向性」と題して基調講演をしていただきました。彼が今住んでいるところは、徳島県内の戸数僅か10戸、高齢化率50%の限界集落だそうです。正に、中山間地域の諸課題満載の集落に暮らしながら、解決方法を模索されているそうです。ですから、話がディープなんです。

第2部は、事例発表「庄原市高野町『道の駅たかの』オープン準備と開業」というテーマで、関わってこられた4名の方々がそれぞれの役回りについて発表されました。そして、田口先生が、ファシリテーターを務めて下さり、道の駅たかのがどうして成功したいるのかということの謎解きをして下さいました。そして、2日目の今日、現地確認をして、納得した次第です。

私は結構良く高野に行きますので、何気ない売場風景ですが、他市から来られた議員にとっては、異様な光景に映ったみたいです。パワーポイントで見るものと実際に見るものとでは大きな違いがあります。やはり、答えは現場にありです。恐らく、殆どの議員が自分のまちの道の駅に行かれて、再点検されるのではないでしょうか。