「山の日」終わる

[ 2014年6月9日(月) ]

ひろしま「山の日」県民の集い 庄原会場では、雨も降らず全てのプログラムを無事に終えることができました。心配していた雨が降らなかったことが一番の喜びです。お蔭で、板橋小学校の一心太鼓は大成功でした。

多くの保護者の皆さんが演奏を聞きに山に上がってきて下さいました。そして、初めて「里山トライアスロン」なる競技を見学されましたが、殆どの保護者の皆さんは、太鼓だけが目当てでしょうから斧で薪割をしたり、走ったり、最後はロケットストーブでお湯を沸かす姿に、「この人たちに何者」って思われたことでしょう。

昨日の大きな驚きは、学生はマッチを使ったことがないという事実。あるお婆ちゃんが、「ご飯も炊いたことがないんじゃから無理」って言われましたが、正にその通りです。私たちの時代には、ご飯炊きと風呂焚きは子供の仕事でしたからね。電気もガスもストップしたら、食事の準備もできなくなります。

山で大人と子供が交流しながら今の生活を見つめることって大切です。豊かな世の中だと安心していると一たび災害に遭うと、何もできず右往左往することになります。キャンプ場にまで電気炊飯器を持ち込む時代ですが、ご飯くらいは自分で炊ける訓練も必要ではないでしょうか。そんなことも考えさせられた「山の日」でした。