私のアイデア

[ 2012年3月11日(日) ]

昨日に続いて、私のアイデアを書かせていただきます。今日のテーマは、山です。何故、山が荒廃したかではなく、これからどうするかを考えてみたいと思います。

山の木が使われないのは、ひとつには、建築基準法があります。神戸、淡路大震災後に地震に強い家が強く求められ始めました。在来工法である日本建築が敬遠され、工法そのものの基準が常識を越えたものとなりました。

それまでも、ハウスメーカーが台頭してきてはいましたが、一気に日本建築が減少したのです。輸入材とかいう次元の話ではありません。今日は東日本大震災が一年前に起きた日ですが、復興に日本国内の木材を積極的に活用することを提案します。

戦後、植林した木が用材として使えるようになっています。国内の木材を使って家を建てるのです。国内の設計士や工務店が東日本の被災地に集って日本の伝統的な技を競ってはどうでしょうか。匠の伝承にもなります。

山の木は、政府がその気になれば、すぐにでも集まります。要は、やる気があるかどうかにかかっています。復興元年は、日本の山が支えると、したいものです。