胃カメラで検査

[ 2013年10月15日(火) ]

かなり昔に胃のポリープを内視鏡で採ったことがありますと担当の医師に言ったからこうなったのかどうか分かりませんが、午前9時から久々に胃カメラを飲みました。飲むと言うよりも物体を突っ込まれたと言った方が正しいかも知れませんね。

昔のものと比べるとはるかに細くなっていますから、喉を通過する時の違和感はそれほどありませんでした。しかし、何度も何度も胃の壁から検査用の組織を採る作業が長く続きましたので、正直、相当に参りました。その上、空気や検査用の液体を流し込まれるので、お腹が張ってきて痛く感じるほどになりました。まあ、何とか我慢して検査は終わりましたが、これって必要なのかなと思っています。

「あなたの胃は癌になりやすいタイプですから、年に1度は検査されることを勧めます」なんて説明されて、どう思いますか。患者は、医師が言うことに逆らうことはできませんから、「そうなんだ」って納得させられる訳です。しかし、検査も重要かも知れませんが、普段の食生活や生活習慣の改善をもっと具体的に進めるべきではないでしょうか。自慢じゃないけど、私の胃は飲酒で荒れているのです。

検査結果は25日の定期診療の時に説明を受けることになっていますが、先ず問題ないと思っています。運動はせず、デスクワークが主ですし、食べる飲むですから体に良いわけないよの世界です。分かっているなら止めなさい。今でしょ!「自虐的ネタで笑っている場合はではありません」って、保健医療課の保健師さんに怒られます。ご免なさい <(_ _)>

少し長文になります

[ 2013年10月14日(月) ]

「らくださん」という読者から、議会の議決責任ということを問われましたので少し長文になりますが書かせてもらいたいと思います。その元は、ジュオン問題からの問いであると私は判断していますので、その根っこから書くことにしましょう。

私は皆さんに知って欲しいことは、極端な言い方をしますが、「執行者の執行権は絶大である」ということです。議会は合議体ですが、役所ではトップが「〇〇をするぞ!」と言えば、どんなにずさんな事業であろうと部下が必死になって事業遂行に動くのです。特に今回の事件は、国と庄原市だけが関わった特異な事業だったのでです。ですから、広島県は一切関わっていなかったのです。

そもそも、林野庁の補助事業申請に県に出向いてところ、「こんなデタラメな計画ではダメ」と一蹴されているのです。ところが、農水省にバイオマス・ニッポンという事業が有り、急げば何とかなるのではとジュオンと必死に動き始めたのです。恐らく、専門機関にも相談することなく、ジュオン主導であったことは容易に想像できます。何と、このデタラメな事業が認可されたから不思議です。

この時に、議会議決がありました。誰の目にもデタラメと分かる事業を、首長は「頼むからやらせてくれ」「トンネル補助だから大丈夫」と繰り返すばかりでした。書けばきりがありませんが、執行者側の多数派工作に敗れ、賛成多数で事業執行が決定されたのです。その後はご存じの通り(破綻して分かった、事業計画の数度の変更)、いくら議会から報告を求めても、「大丈夫」の繰り返しばかりでした。

結局、製品も作れずに破綻してしまいました。一度動き始めた事業は国も認可した面子がありますから、「何としても事業遂行」にこだわります。最初のエタノールから半年でリグニン製造に移り、インク製造も考え、木粉でボード製造も考え、最終的に木粉でバイオプラスチックとなった訳ですが、自前の技術はゼロだったのです。全て、他社からの仕入れだったのです。

これらはNHK報道後にやっと分かったというのが事実です。議会は何をしていたと言われれば、「議会で事業の経過報告を求め続けていた」としか言いようがありません。これも逃げ口上となるかも知れませんが、既に書きましたが、広島県が関与していなかったことが理解できません。バイオマスニッポンの事業で成功した事例は皆無と言う程ですから、何故、国と市町だったのか・・・

この事業を今になってでは遅すぎますが、「理念が間違っていた」のです。山のことを知らない、木の特性を知らない執行者が騙されるままに動いただけのことです。少し冷静になって考えればわかることばかりです。庄原市の84%は森林ということになっていますが、どうしてここまで荒廃したのか、その原因を探れば、絶対にこの事業には手を出せなかったはずです。

話しは突然に変わりますが、土佐の森・救援隊がどうして成功しているのか。自伐林家では生計が立てられないと言われていたのを彼らは覆したのです。詳しくは述べませんが、コツコツと自分たちの仕組みを整えていったのです。簡易架線による集材であったり、木の駅構想であったり、振興券の導入であったりと、知恵と努力で成功したのです。

庄原市の場合は、自分たちでは一切汗をかかず、他人任せで、机上の空論に執着した結果が今の状態です。そのデタラメ事業を継続するなどという暴挙とも思えることを庄原市は行おうとしているのです。補助金を返還して速やかに事業から完全撤退すべきです。事業性があるという事業者であれば、自前の資金で事業を起こすのが筋というものです。

私のアイデアというか、既に動き始めているものですが、お隣の神石高原町に1000kwのチップ発電所をつくろうとしています。場所は神龍湖の近くを検討しています。固定価での売電と地産地消の電気と言えます。まず手始めに、人工林の3割に上る荒廃林を皆伐します。陽があたらない草も生えていない、災害の危険性が高い荒廃林を皆伐して広葉樹を植林しいます。

広葉樹は40年程度で伐期を迎えますので、木が循環することになります。つまり、1月に10ha程度の山の木を伐り出してチップ化してボイラーで燃やしタービンを回して発電するのです。山元で1t6000円で材を仕入れることを想定しており、木の駅構想と連動させます。木を伐り出して沿岸部の発電所に材を運ぶだけでは一部の限られた業者だけが儲かる仕組みです。

私は山の中に発電所をつくることで、70名から80名の雇用が生まれると試算しています。そうそう、40年間で循環するのに必要な面積は、4800haです。庄原市の針葉樹の人工林面積は、43,500haですから、荒廃林3割とすれば、13,050haとなります。その他に、6万haの広葉樹林も庄原市にはあります。各地に自前のチップ発電所をつくれば、地産地消の電気と働く場が現れます。

どうして神石高原町なのかですが、神石の町長は元神石森林組合長ですから、山のプロです。彼は、私たちのグループの提案に対して、「可能性を探ってくれ」とゴーサインを出されましたのです。近い将来、もっと具体的な事業計画が出てくると思いますが、当然、庄原市とも連携した取り組みにしていきます。だから、発電所の候補地が神龍湖の近くなのです。

排熱を活用したハウス栽培であったり、観光の目玉施設にもなり得ると考えています。水力による製材所、かおが粉によるペレット製造も可能性が出てきます。そんな、人様から見れば「ほら吹き」と思える様なことを本気で実現しようとしています。不可能を可能にするのが政治だと私の先輩は私に言いました。少し長くなりましたが、私の考えを書かせていただきました。

追加です!最下段の資料室に10月10日から11日に調査・研修に伺った内容の市議会用の報告書をアップしましたので、ご覧ください。

こらからカープの応援!

[ 2013年10月13日(日) ]

午後2時から始まるCSシリーズカープ対阪神戦をテレビ桟敷から応援します。今日のカープはバリントンが先発ですが、序盤にリズムをつかめばスイスイと行きますので、何としても打線も援護して早めに得点を入れて欲しいものです。

それにしても、昨日の前田健太の快投は見ごたえがありました。投げて守って打って、全てを完璧にこなしました。キラのホームランも素晴らしかったけど、打線不調だった丸も1発でリズムに乗ってきて欲しいものです。そして、菊池がええですね!ヒット性の当たりを難なくアウトにする技量には正に脱帽です。選手層が暑くなったことが実感できます。

今日は恐らく全員野球の総力戦だと思いますが、相手の阪神も地元甲子園で2敗する訳にはいかないと決死の覚悟でくると思います。そういう時こそ、梵や石原のベテランがチームを引っ張る必要があります。たとえ打たれても負けないという確かな信念を見せるのが彼等です。永川も連投覚悟でベンチに入っているでしょうが、それが今の彼の仕事です。

さあ、これからテレビの前に移動です。

何故、紙おしめなのか

[ 2013年10月12日(土) ]

鳥取県伯耆町の取り組みが脚光を浴びている理由は、ゴミ減量化の対極に位置する紙おしめを成敗する努力をしているからです。伯耆町では、住民に水切りバケツを無料配布したり、自治会に生ごみ処理機を無料で貸出したりと、町内でのごみ処理完結が目標だそうです。

町民負担が少なくなることを最優先に考えるのが行政ですから、住民の支持も得られます。担当課の人は、町長の提案ではあるが、「紙おしめペレット化事業」に対しては不安一杯だったそうです。税金を投入しての事業ですから、失敗は許されないからです。愛知県長久手から来られていた職員さんも、市長から「ごみの減量化」というミッションを貰っているが必死ですと言っていました。

安芸高田から来られていた職員さんも、ごみ問題の大部分は、紙おしめと生ごみだとおっしゃっていました。その解決策の1つの事例が伯耆町にある訳ですから、全国から視察が来ている訳です。伯耆町方式と言っても良いかも知れませんが、乾燥プラントに紙おしめを入れるだけで、おしめが3分の1に減量化でき、更に燃えるペレットに生まれ変わることです。

ペレット化しなくても、焼却場の補助燃料として使うこともできます。伯耆町の24年度実績で、重油13,600ℓの削減効果があったそうです。実は伯耆町では紙おむつペレット用のボイラーが中々見つからず、24年は焼却場の補助燃料として減量化した紙おしめを使ったそうです。まだまだ、収集のルールなど、詰めなければならない課題もあるみたいですが、ここ1,2年で解決できると思います。

これから益々、自治体間の格差が出てくると思いますが、住みやすい町に人は集まります。掛け声だけでは駄目です。

情けない限りです

[ 2013年10月11日(金) ]

正直に書きますが、本当に「情けない」の一語です。それは、ペレットの製造について、もっと勉強すべきだったということです。今更、「情けない」なんて、何の面下げてですが、分からなかったら調べる、勉強するが、あまりにも足りなかった。

鳥取県にある赤碕清掃という会社が製造している木質ペレットの工場を視察させていただき、色々と教えていただいたのですが、ペレットには二種類あることを知りました。一つは、ホワイトペレットと呼ばれる建築端材などを砕いて乾燥して固めたペレットと、木の皮などが混じった不純物入りペレットです。山の木を伐り出してチップにしたものをペレットにするのは邪道だということが分かりました。

ですから、ペレットストーブやペレットボイラーが不完全燃焼を起こしたり、クリンカなどが付着するのはペレットに問題があるのです。赤碕清掃社製のペレットを燃やしているストーブを年に1回掃除しますかと聞いたところ、何でそんなことをする必要がありますかと逆に聞かれました。ホワイトペレットを使っていれば何も問題ないそうです。

さとやまペレットが製造を始めるまでは外部のホワイトペレットを燃やしていたから問題がなかった訳ですから、「庄原産になった途端、トラブル」となったことを考えればもっと違った対応ができていたと思います。公共施設のストーブやボイラーは高価格の不純物入りペレットを燃やし続けてメインテナンス料がかさむのは目に見えています。

一般のペレット販売業者は既に、庄原産のペレットから外部のホワイトペレットに再度切り替えているみたいです。