明日から会派研修

[ 2013年10月9日(水) ]

明日から1泊2日で、鳥取県西伯郡伯耆町役場の紙おしめペレット化事業と、同じく西伯郡大山町にある赤碕清掃の木質ペレット工場に会派「きずな」として研修に行きます。どの自治体でもこれから益々増える紙おしめが燃料になるって、素晴らしいですね。

きっかけはある新聞記事でした。紙おしめが燃料のペレットになるという特集だったのですが、意外に近場の鳥取だったので、「研修に行こう」と会派で直ぐに決まりました。7000万円で事業化というのも大きな魅力ですし、そのペレットを町の温泉施設のボイラーの燃料に使うということなので、庄原市でも無理なく取り組めるのではと考えたわけです。

実は、紙おしめは燃えるまでは時間が少しかかるみたいですが、燃え出すと高温になり炉を傷めるのだそうです。そんな中で、燃料にするという発想が生まれたみたいです。問題は回収みたいですが、明日は、その回収の現場にも同行させて頂くことになっています。皆さん同じことを考えるもので、安芸高田市と愛知県長久手からも視察があるそうで、合同視察になります。

そして、他の木質ペレット工場も見てみないと意見も言えないということで、赤碕清掃さんの工場を見せていただくことにしました。この前、庄原の工場を訪ねて庄原方式の学習は既に終えていますので、何が庄原方式に不足しているのか、あるいは、優れているのかということも検討してみたいと思います。木質ペレットを使っている所は、基本的に紙おしめペレットも使えるのです。

議員研修会

[ 2013年10月8日(火) ]

本日、午後1時より「庄原市議会議員研修会」を、講師に山梨学院大学の江藤俊昭教授をお迎えして開催しました。高梁市の宮田議員とのご縁から江藤教授に来て頂くことが出来たのですが、私は、今回で3回目の講演を聞いたことになります。

講演の内容については敢えて書きませんが、概して、住民自治に立脚した議会活動、議員の責務についてお話いただきました。講演後の質疑では、本当に素直と言えば素直な質問に江藤先生は困惑される場面が何度かありました。「こんな質問は初めてです」とおっしゃっていましたが、普段の先生の講演会では絶対に出ない質問だと私は思いました。

昨夜の会派勉強会でもゲストのY氏から指摘された庄原市議会の問題点が、そっくりそのまま江藤先生からも指摘されました。つまり、議会だけで物事を決めては駄目ですよということです。公聴会や参考人招致、議会独自の審議会をドンドンやりなさいということです。楽をしよう、楽をしようと考えてはいませんかと、言われたも同然です。言ってることとやってることが一致しなければ駄目ですよと!

通年議会について少しだけお話下さいましたが、まるで勉強していない議員の中でお話をされ、どう感じられたでしょうか。「私を呼ぶ前に、基礎知識くらいは勉強しておいて下さいね」とは言われませんでしたが、恥ずかしかったな。しかし、今回の講演をきっかけに、「しっかりと議員活動をするぞ!勉強もするぞ!」って決意される議員が現れればと期待しています。

勉強したら、即、実行するんですよ!

嬉しいな!

[ 2013年10月7日(月) ]

「木村俊昭のスーパー公務員養成塾in庄原市」への申し込みがドンドンとまではいきませんが、トントン来ています。当然ながら、圧倒的に公務員からの申し込みばかりですが、公務員外の方からの申し込みもあります。一般企業の方にも絶対にためになるお話が聞けます。

ある岡山の方からの意見ですが、「やねだんの豊重さんの話は絶対に聞く価値がある」と知り合いに勧められたので、参加することにしたそうです。庄原市の職員も毎年何人か、やねだんに研修に行っているから知ってるよね。木村さんと豊重さんのツートップは迫力ありますよ!木村さんは興奮すればするほど早口になるし、豊重さんは興奮すると泣き出すからね。

池田真紀さんは福祉関係では超有名な方ですから、知る人ぞ知るです。今日もそんな関係者から申込書が届きました。私の知り合い達があらゆる媒体を駆使して拡散してくれていることは知っていますが、どういう方法で情報を入手したのか聞いてみたい気もします。皆さんも、ドンドン拡散させてください。しかし、会場の関係から、本当に、100名で講演会は打ち切ります!

「言ってたよね」なんて後になって言われても困りますので、出来るだけ、資料室にある申込書で早めに申し込んでください。そう言えば、議員からの申し込みが無いけど、遠慮しないで、あなた達も特別職の公務員だからね!地元、庄原市の職員さん、出来たら、交流会にも参加して欲しいな。6000円飲み放題で、木村さんや豊重さんと交流できます。純米酒「敷信村」を、バンバン振舞います。

骨休め

[ 2013年10月6日(日) ]

ダスキン創業50周年記念式典出席もあり大阪に行ってきました。私は今回の大阪行きを「骨休め」と決めていましたので、久々にゆっくりさせてもらいました。ときどき写真日記にも載せています、我が母校にも36年振りに行くことができました。

実は、関西外大は私が在籍していた当時の場所から数キロ手前に完全移転していました。こんなに広い土地が良くあったなとずっと考えていたのですが、帰り際にやっと分かりました。「KOMATSU」という看板があったからです。「そうだ、ここは小松製作所があった場所だ」。昔は塀で囲われており内部は殆ど見えない状態でしたから、イメージできませんでした。

今でも小松の工場はあるみたいですが、かなり規模を縮小されたみたいです。その代わりに、関西外大がでっっかくなったということです。留学生も大勢おり、キャンパス内は半分外国って雰囲気となっていました。守衛と少し話す時間があったのですが、「理解できにくい大学生」が多いみたいです。日本人の物差しでは測れないでしょう。

大学に行く前に中国の娘のはるかと孫の叡軒と食事をしたのですが、はるかはすっかり関西人になっていました。公園デビューも果たし、育児についてお互いに意見交換しているみたいです。大都市では、外国人は当たり前状態ですからね。それはそうと、はるかとは仮想親子ですが、10年以上経っていますから、「庄原おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ばれても違和感がないな (#^.^#)

骨休めの2泊3日でした。

議会の上司は市民

[ 2013年10月3日(木) ]

選ばれた議員と市長の上司は市民です。議長が議会事務局の人事権を持っているが如く書かれていますが、真っ赤なウソであり、市長の人事権は絶大です。よって、職員は人事権を持つ市長の顔色を窺いながら仕事をするのであった。

そう考えると、私たちの上司である市民の意見はどう反映されるのかと考えると、当選したら白紙委任状とうそぶく議員は別として、民意をくみ上げる努力をしなければなりません。このブログには多くのコメントを頂きますが、庄原市内在住の方は少ない様に思います。ですが、かえってその方が的確なご意見である様に感じます。しがらみがありませんから、思うことをズバリです。

私は地域担当職員制度により、職員に担当地区を割り振り、一定の責任を持たせたらどうかと提案しています。夜の会合に出席しなければならない場合は、フレックスタイム制を導入すれば問題ないのでは。地域課題解決は現場にありが基本でしょう。益々疲弊する地域の現状は現場に行かない限り分かりません。「分かっている」は、分かっていない証拠の言葉です。

だったら議員は何をするのかと問われれば、職員と同じ目線を持つことが必要だと思います。市民目線は当然ですが、それぞれが、それぞれの思いで動くのではなく、本当に何をどうすれば最大の効果が期待できるか、共に考え行動すべきだと考えます。その方が、市民が抱える課題も速度を持って解決できるのではないでしょうか。議員は働いて何ぼですよ!