感想

[ 2009年9月18日(金) ]

昨日の「調査特別委員会」で感じたことを書いてみたいと思います。新聞等で報道されていますが、どう考えても理解できないことがありすぎます。上司が上司としての仕事を怠るということがあっていいことなのでしょうか。

浄水場の機械設備を将来的にコンパクトに纏めることを考えていたという係長の答弁がありましたが、土居が一人考えで思っていたと思えます。この答弁を引き出した議員がいますが、「総合計画があったのか」と質問し、助け舟を出したと私は理解しています。そういった計画自体は存在していませんから、係長の保身の発言ととれます。

係長が発電機が壊れていることを土居に言うと、「今回の工事の中で発電機をみます」と土居が言ったと。普通なら、「アホか、お前は」と一喝すべきところですが、黙認しています。更に、二人で業者から受け取っているのです。今回の事件の業者選定も、「8社を選定しなさい」と土居に指示を出したと言うが、土居が山産に相談して全て山産が選定していたと。更に変更契約について協議書がないが、土居が作成するものと思っていたが、確認していないと。

何故、決裁印に土居と係長の印しかなかったのかという質問に対し、自分が押して土居に渡して局長に送るように言ったのだが送られていなかったと答弁しました。通常は自分で封筒に入れて送っているのだが、この件は覚えていないと。こんな答弁をするようでは、他の職員もと思われますよとの委員会らの指摘に、水道課が全てと思ってほしくないと課長が述べましたが、でも課長、今回は複数ですよとの問いには・・・

だからこそ、今回の事件は徹底的に背景を含めて解明する必要があるのです。当たり前のことが当たり前に行われていれば、起きない事件です。根本から間違っているように思います。市長は、さかのぼって検証してみたいとおっしゃいましたので、本当に、想定外の事件なのか、特異な事件なのか、時間はかかるかも知れませんが、真相は明らかになることでしょう。私たちも独自に調査を続けます。