理解を超えた衆議院選挙

[ 2009年7月7日(火) ]

もうどうでもええという、正になりふり構わぬ選挙公約の数々。マニュフェスト選挙が当たり前になってきたことは良いことだと判断しますが、「本当にできるの」という公約が多いと感じるのは私だけではないでしょう。

10年以内に二院制から一院制にするなんて、道州制の議論とのかみ合わせはどうなるのかな?あまりにも乱暴なものではないでしょうか。国会議員の数が多いということで、ならば、一つ無くせばいいだろうということですか。そうじゃなく、二院制にしている意味を考えてくださいよ。今は衆議院の議決が優先されるという規定で、参議院はいらないんだという理屈じゃないですか。

新聞の見出しだけ読んで書いているのですが、恐らく、そんな程度の発想だと思います。どうすれば、民衆受けするマニュフェストになるか。全国知事会の提言も丸呑みしましょうということもありましたね。静岡県知事選挙の負けが相当に応えたようです。何故負けたのかという総括をする前に、鳩山の政治献金云々といい続けている姿はいただけません。

東京都議選の行方が衆議院選の行方を左右することは間違いありません。公明党さんも思案橋ブルースじゃないでしょうか。選挙後の勢力地図なんてまるで分かりませんから、とりあえず当選することを最優先で進みますから、どこと選挙協力してでも頑張るのです。サミットに出かけている余裕があるのかいね、麻生さん。まあ、森さんのご意向が優先ですからね。