『朋有り、遠方より来る、亦悦しからずや』

[ 2016年9月1日(木) ]

「ともあり、えんぽうよりきたる、またたのしからずや」は、論語の一節だそうですが、今日は山口県から鍵山門下生が3名おいでになり、木質バイオマス発電について意見交換をしました。

彼らは、山に繁茂する竹を何とかしたいとの思いから、竹チップ発電を考えられています。しかし、先進事例はなく、各地の大学の先生たちと共同研究を続けてこられていたそうですが、いよいよ、実用化という段階になったみたいです。偶然に、私が河村代議士を訪ね木質バイオマス発電のお話をしたことを彼らが聞きつけ、今日の意見交換会となりました。

我々はこれまで「掃除に学ぶ会」で繋がっていたのですが、今回は木質バイオマスで繋がることとなりました。私がこれまで勉強してきた木質バイオマスに関する知識が少しでもお役に立てたらと思い引き受けたのですが、思いは同じであることが分かりました。つまり、人様のお役に立つ仕事をするということです。

それにしても、木質バイオマスでも一番難しい竹に取り組まれていることに対し、敬意を表します。私も竹に関しては若干勉強しましたが、燃焼する温度が高いことと大量のタールにより燃焼装置が早く傷むことなど、解決すべき課題は多くあり完成形のハードは存在していません。正に、『朋有り、遠方より来る、亦悦しからずや』と、一人、悦にいっています。