あーと村

[ 2007年6月25日(月) ]

昨日のブログを読み返していたら、自分よがりの書き方で「あーと村」ってなんなんだと思われた方も多いかなと思い、補足的なブログを書きます。

私は、「創発のまちづくり」という、敷信戦略プランの立案時にお世話になった和田崇さんが編者となった本に「あーと村」のことが載っていたので、かなりの内容を既に知っていたのです。ですから、昨日のブログの内容があのようになったのかなと反省しています。

しかし、具体的なことは中々上手く書けませんので、思いつき的に書かせてもらいます。
①里山を整備することにした。②誰がするのか、地域住民、広島市民等、行政③話し合いを続ける④行動しながら、また話し合う。そんな繰り返しで今の「あーと村」が出来上がった。だから、絵地図はあとからできてきたようだ。

棚田で稲作、畑で野菜、どれも当たり前のことをする。参加するには本当に最低限の費用を支払う。殆どは、地元の人たちのボランティア精神でカバーされている気がした。山に入って木を切る。地元に製材所があり、協力してもらえたからベンチもログハウスもできた。コーディネーターの氏原さんも頑張って森のトイレもできた。

そして、10年経ったら何となく村のようになっていた。やってくる市民はころころ変わるけれど、住民は住んでいるのだから逃げることはできない。これからは、住民の世代交代が問題のように見えたが、氏原さん、どうでしょうか?

これでは分からんでしょうが、まあ、敷信の「わんぱく村」に手伝いに来てみてください。山仕事や畑仕事を通して、里山の暮らしを体験できます。でも、もう少し時間がかかるけどね。