やはり速度です

[ 2014年5月12日(月) ]

「検討します」という言葉は誠に都合の良い言葉です。大抵は、「検討したけど、ダメでした」というパターンが多いのですが、問題は、その検討する速度にあると私は思います。「鉄は熱いうちに鍛えよ」ではありませんが、時期を逃してはいけません。

私は現在、ある組織を作り変えようと動いています。二言目には、「長い歴史のある組織ですから」と言い訳をされますが、実態のない組織を何の意味があって存続させているのか私には全く理解できません。それも事務局を行政が担っているとは、こんな組織が沢山あるみたいですが、民でできることは民で行うべきです。補助金も必要ありません。(過去のブログをお読みの皆さんには分かると思います)

これは良い例のお話ですが、「検討します」が実行されることになりましたので、一歩前進です。3月議会で行った一般質問、「バイオガス発電とチップ発電」に関して庁内で検討会議を開くことになりました。先ずは私が基本的な考え方を職員にレクチャーし、質疑を通して主管課を決めるのか、チームを立ち上げるのかを正に検討します。

役所は失敗を恐れるあまり、慎重になりすぎていると感じます。責任回避というか、自分が矢面には立ちたくないという姿勢がありありです。だから、何度会議をしても結論がでないのです。結論のでない会議ほど時間の無駄はありません。松下幸之助ではありませんが、「その時間の賃金、返してんか」と言いたい気持ちです。