政治は分からん

[ 2014年1月26日(日) ]

昨日は、亀井代議士の新年互礼会がありました。36年間の代議士人生を、地元という安心感からか面白おかしく語られたのですが、聞いていて感じたことは、「政治は分からん」ということでした。多くの政治家を育てたつもりだが、誰も残っていない。これが永田町というものだとしみじみと言われました。

何の後ろ盾もなく選挙に出て、奇跡的に当選した私がこれまでやってこれたのは、地元の皆さんのお蔭だと何度もおっしゃいました。そして、私も年を取ったが、会えなくなった人も多く、寂しいものだともおっしゃっていましたが、地元をもう一度何とか元気にできないだろうかと真剣にお話されました。そして、木山市長、小林県議、各市議に、もっと本気で取り組めと檄を飛ばされました。

田舎が取り残されている現状がどうにも情けないというか腹立たしいのでしょうが、国の政治の流れが変わらない限り田舎には陽はあたりません。地方自治と言い続けていますが、自主財源が乏しい庄原市がどうやったら生き残れるか、正に叡智を結集して、行動を起こすしかないのです。亀井先生も、「やるしかない」。誰がリーダーとなってやるのではなく、全員が我がこととして動けと言われた様に聞かせてもらいました。

政治の流れが変わっていっているのだそうです。安倍首相は何に取りつかれているのかとおっしゃっていましたが、我々には理解できない世界です。自分たちが暮らす庄原市が庄原市の意志でコントロールできなくなってきているのではないでしょうか。もう、後がない庄原市になってきています。政治は分からんけど、今できることを一所懸命にやります!