安倍総理、直訴です

[ 2013年1月11日(金) ]

安倍総理が私のブログを読んでおられるとは思いませんが、あれでもということもあるかも知れないので、直訴します。今日の庄原市議会の議員全員協議会で、国の補助金が適正に処理されていない事件を国の指導で適正だと偽装するが如くの市の計画が説明されました。

農水省の地域バイオマス利活用交付金事業における補助金不正受給事件が、一昨年12月28日にNHKで大々的に放送され、庄原市は正に生き恥をさらしたわけです。それから今日まで、何とかして補助金の返還を逃れる方法はなかろうかと検討してきていたのですが、何と、事業を継続することで補助金の返還義務が発生しないというウルトラE難度のテクニックを編み出したのです。

しかも、国の指導を仰いで、民間会社に市も出資しての3セク会社設立が前提条件というから驚きです。しかも、直ぐに会社を作らなければならないから、臨時議会を開いて承認してくれという話しです。初めて会社名を公表し、計画とは程遠い事業計画を示して、取締役に、市長と副市長が入るということを平気で言う強心臓。3月末で退任される方々ですよ。

安倍総理、こんなデタラメを指導する国の出先機関をどう思われますか。使えるかどうかも分からない機械で木粉を作ると言いながら、メインテナンスしてみないと分からないとの説明に、議員全員、開いた口が塞がらない状態。まあ、書けばきりがない程、行き当たりばったりの説明ばかりで、最後には何も言えなくなり、「もう、止めよう」で閉会となりました。

こんなことが日本各地で行われれているとは思いたくありませんが、安倍総理、総点検すべきです。そして、取り戻してください。