ある議員の独り言

[ 2008年6月22日(日) ]

「選挙で選ばれたからといって、議員ですと自信をもって言えますか、あなたは」と言われたら、私は「はい、議員です」と胸を張って言うことができます。こらから書くことは愚痴かもしれませんが、普段から私が感じていることではあります。

1年間に500万円あまりの年俸を頂いていますが、月で割ると約42万円となります。これは所得税などを払う前の総支給額ですが、恐らく多くの市民の皆さんが「高すぎる」と思われていると感じます。では何故、高すぎると思われるのでしょうか。それは、仕事が見えないからです。議員としての仕事は何か、分からないからでもあります。

今回の6月定例議会で一般質問に立った議員は、13名です(1番は、病気欠席で2番から)。どの会派に所属している議員か、どの町から選出されている議員か、どんな内容の質問をしたのか、ご存知ですか?庄原市議会のホームページを貼り付けますので、確認してみてください。
会派構成→ここをクリックです!
一般質問→ここをクリックです!

これは嫌味でも何でもありません。これが現実なんです。特に6月は予算も決算も関係ないので、統一したテーマを持っていない議員にはまるで興味のない議会となるのです。つまり、季節労働者的な議員感覚があるのだと私は思います。仮に年俸500万円で、毎日出勤(8時間労働)して、各種行政課題の解決に向けて議論したり、市民の意見を集約したり、県や国の政策について出向いて意見を述べたり、4年に1回の選挙をするとなれば、どんな人が議員になるのでしょうか。

高額な年金受給者であるとか、生活に困らない資産を持っているとか、政党のバックがある人とか、政治が大好きな人、そんな人しか議員にはなれないでしょう。議員は住民の代表であり、執行者側(市長側)の提案を議論・審査して、最終的に議決して予算執行し、事業を行うわけです。ですから、特定の人たちだけが議員になることは非常に危険だということです。

大問題は、選ばれても何も言わず、何もせず、座り続けて、言われるままに手をあげる議員が多いことです。一般質問しても何になる、選ばれた私が強いのよ、これが政治よという議員さん、立候補した頃の「志」を思い出してください。議会は、沈黙は金と思うなかれ。議会は、議論の府です。