イチゴの生産

[ 2007年4月26日(木) ]

運命共同体でイチゴを始めた岡村さんを訪ねて東城まで行ってきました。東城地区は試験圃場ということですが、板橋はいきなり生産団地となります。

開口一番、「イチゴは難しいで」という岡村さんでした。奥さんも、「気楽に考えていたが、殆どイチゴのハウスにいるんですよ」とおっしゃいました。ハウス内の温度管理の難しさや、したことの無い仕事ばかりで、戸惑うことが多いということも言われていました。

東城地区は夏イチゴで、板橋は冬イチゴという基本的な考え方で進めています。おそらく、試行錯誤がかなりの期間続くと思いますが、できるだけ早く、栽培の技術を確立したいものです。私はサラリーマン時代、噴霧器の会社に勤務していましたので、果樹農家や野菜農家と仕事でのやり取りも多かったので、大変さは分かっているつもりです。

決まりきった話しですが、「良い商品」を作るということが基本中の基本です。それには、良い栽培家になることです。岡村さんの昨日の言葉に、「栽培指導者の言うことがころころ変わる」というのがありましたが、私が、「イチゴの生育を見ながらですから、ころころ変わるのでしょう」と言わせていただきました。赤ちゃんイチゴですからね。

板橋イチゴは、早ければ土曜日くらいから定植が始まります。間違ったことを書くと問題になりますからこれ以上は書けませんが、大きな胎動を感じます。