変な議会です

[ 2011年3月18日(金) ]

今日は、庄原中学校の新築工事請負契約の案件が上程されました。小林建設と玉川工務店の共同企業体が落札率99.6%で落札しました。金額は、1,341,900,000円で、校舎等建築と電気設備工事です。

落札率の高さを指摘する複数の議員がおられましたが、市内の下請け業者を使うという前提からすると、99.6%は妥当という執行者の説明でした。国の建築の基準単価が厳しすぎると国から来ている事業系副市長が一所懸命に言うので、逆に疑いたくなったのは私だけではないでしょう。

結論から言うと、賛成多数で議会として可決しましたので、いよいよ中学校の新築工事が始まります。工期は、平成24年3月16日までとなっています。校舎ができたら、現在の校舎の解体・撤去、グランドの造成、屋内体育館の新築と続きます。総額、30億超の大型事業ですので、地元の下請けが潤うことを希望します。

どこが変な議会かというと、非常に窮屈な議会運営となっているからです。今日は、非常に多くの指定管理に関する案件が次々と提案されたのですが、その中に、総合サービスが行なう2保育所の指定管理も含まれていたり、その他、予算を伴う指定管理が複数含まれていたことです。言葉は悪いですが、だまし討ち的な提案の仕方です。

そして、予算審査の特別委員会も開催するという離れ業。更には、ジュオン問題の特別委員会の解散まで行ないました。25日に報告して終わりです。次のステップに移行するのでしょうが、31日がどうなるか、「大震災の影響で、3ヶ月程度延ばします」なんてことはないでしょう。