予算審査初日

[ 2010年3月8日(月) ]

今日から、平成22年度の予算審査分科会が始まりました。3常任委員会で、それぞれが所管する課ごとに説明を受けて審査するという方式で行います。私の所属する、教育民生常任委員会の本日の審査は、教育委員会にかかる3課の審査でした。

先ず最初に、教育総務課の審査を行いました。庄原中学校の建替えに関係する予算が4億7千万円あまりでてきていました。22年から23年で校舎建築を終える予定となっています。そして、24年から25年で、現在の校舎などを解体して体育館やグランド整備を行い、完成となるものです。総額は、およそ、33億3千万円あまりとなっています。木材の多用により、㎡単価が約2500円から約3000円にアップしました。

次に、教育指導課の審査でしたが、総務課が施設整備などのハードとすれば、こちらはソフトということになるでしょうか。実際に学校経営を行う上での予算が主なもので、表現が適切ではないかも知れませんが、「口出しできない」部分が多いのも事実です。しかし、もっと頑張って要求してくださいと激をとばしておきました。一つ気がかりは、経済的に困窮している世帯が増えている現実です。要保護と準要保護の生徒の割合が小中併せて、10.2%となったことです。

そして、最後に、生涯学習課の審査を行いました。この課は多岐に亘る事業を行っているマルチな課となっています。成人式もこの課ですし、公民館や田園文化センター、市民会館などの箱物一式、埋蔵文化財の発掘展示もここ、そして、スポーツの振興もしなさいという課なんです。それに、各地の郷土資料館も守備範囲ですから、少しはどこかに分けてあげてもいいのじゃないのかなと感じます。

審査するというと、何となく偉そうに思えますが、説明を聞いて、直接予算に関係ないことを聞くことの方が多かったのではないでしょうか。まあ、どこまでが予算の範疇なのかという認識の違いでしょう。明日は、市民生活課・社会福祉課・高齢者福祉課の3課です。