ドーピング

[ 2019年8月20日(火) ]

皆さんも驚かれたと思いますが、カープのバティスタ選手が6月のドーピング検査で陽性反応が出たそうです。現在、ホームラン26本を打っている選手だけにカープにとっては大変な痛手であることは間違いありませんが、彼が心配です。

ネットで色々な記事を読んで感じたことは、日本プロ野球機構はドーピングに対しての考えが少し甘かったのではないでしょうか。検査のやりかたそのものも、全球団をやるのではなくクジ引きというのには驚きました。彼が違法薬物を摂取したかどうかはこれから明らかになっていきますが、球団の管理体制も問われます。

オリンピックのメダリストが過去に遡ってメダルを剥奪されることもあります。それほどドーピングという行為は許されないものなのです。ロシア政府が先頭に立ってドーピングをしていたことが明るみに出てオリンピックに出場できなかったことは記憶に新しいところです。しかし、目薬とか風邪薬でも陽性反応がでることがあるそうですので、難しいですね。

こらからバティスタには弁明の機会が与えられますが、どうなるのか分かりません。日本プロ野球機構は速やかにアンチ・ドーピングを徹底すべきです。陸上の若い子が鉄剤を打っていたという事件もありましたが、これも一種のドーピングだと思います。来年のオリンピックではこれまで以上に徹底したドーピング検査が実施されるそうですが、根絶できないことは残念です。