人口減少

[ 2019年8月1日(木) ]

庄原市の6月30日現在の人口は、35,134人です。平成17年の合併時は43,149人だったので、14年間で8,015人減少したことになりますが、近年の減少は上昇傾向にあり、それも周辺部のの減少が進んできています。

14年間で人口が約2割減ということですが、減少率が31%と最も高い比和町では、合併時の1800人が1300人に減っています。西城28%、総領27%、高野26%、東城・口和23%、旧庄原は減少率12%です。合併時の65歳以上の人口割合は、35.9%でしたが、現在は42.4%で、比和は53.2%、西城は49.8%となっています。多分、若い世代が増えていないのだと判断します。

旧庄原は合併時31.6%だったものが、37%ですから、恐らく、周辺部から若い世代がやってきたと思われますが、三次市に新築して転居する若者も結構いると考えられますので、その原因が何かを探り有効な対策を打てば流出を止めることができるのではないでしょうか。書きながら思っているのですが、三次市も同じ様な状況でしょうから、三次市を研究する必要もあります。

一たび、他市に住まいを移したなら、もう帰っては来ません。ですから、庄原に住み続けることが当たり前だと思って貰える様にしなければなりません。皆ががドキッとするようなキャッチコピーも必要ですが、海士町の「ないものはない」を超えるものを考えましょう。人口減対策なんて後ろ向きの言葉は使用禁止です。